プティット・マリーの子育てブログ

フランスクォーターの娘を育てて思うことを綴ります

妊娠〜出産までの記録②人工授精

産婦人科多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断され、自力での排卵が難しいと言われた私。

そして精子が少ないと言われた夫は人工授精を勧められました。

自然では妊娠しないと言われたのです。

その時既に妊活を始めてから半年が経っており、私たちは話し合って人工授精を試すことにしました。

費用は一回15,000円程度で負担は少ないですが、排卵日を見極める必要があるため何度か通院しなければならないのと、精子を自宅で採取してから1時間以内に、冷めないように温めて病院に持って行かなければならず、そこがかなり大変だった…!

夫は朝早く仕事に出る日も多いのですが、日程は全て私の排卵日次第。だから朝5時前とかに精子カップに採取して、それをタオルでグルグル巻きにして大事に抱えて私が病院に持っていくという、なんとも奇妙な体験をしました。

人工授精というのは、処置は至って簡単で、濃縮した精子をスポイトで胎内に注入したらあとはもう会社に行ってもいいし、何をして過ごしても大丈夫。

「母体が若いから案外1回で成功するかもね〜」なんて言われていたのでかなり期待していたのですが、無情にも生理はきた。当たり前のように。

生理がきてあんなに落ち込むことってあれが初めてだったかも。

それが1回目。

 

それからは排卵誘発剤を強めにすることで排卵する卵の数を2,3個にして受精確率を上げたり(双子ちゃんが生まれる確率も上がる)、大事をとって処置後は自宅で寝て過ごしたりしてみましたが、ダメでした。

結局3回試して3回生理がきた時、3回やってもダメなら続けても可能性は低いから時間と卵子を無駄にしないためにも体外受精に切り替えましょう!と熱心に勧められましたが、うんざりして辞めました。

それと同時に病院への不信感も湧いてきました。

もともとそこの先生は高圧的で気軽に質問や相談ができないところがあり、不安なことやもう少し詳しく

聞きたいことなどを質問すると、「それ前に説明しましたよね?」と冷たくあしらわれてしまったり、高額な検査ばかり勧められたりして、なんだか信頼できなかったのです。